boy meets girl

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"ラジエーションハウス ~放射線科の診断レポート~" 感想.

久々の月9ドラマ。医療ドラマでもネタがなくなってきたのかとタイトルを聞いた時は正直思ってしまったけど、単純に面白かった。知らないことが多いけどそこまで難しい話ばっかりじゃないし。

 

我々の病気を見つけるのは、目の前にいる主治医だけではない――病の原因を探り、レントゲンやCTで病変を写し出す放射線技師、さらには、画像を読影(※レントゲンやCT、MRI、超音波、心電図などの検査によって得られた検査画像から診療上の所見を得ること)し、病気を診断する放射線科医という者たちがいる。彼らが身を置くのは放射線科、“ラジエーションハウス”!  そこで働き、患者の病、ケガの根源を見つけ出す“縁の下のヒーロー”たちの戦いを描く!

( from

ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~ | イントロダクション - フジテレビ

)

 

主人公を演じた窪田くんは "アンナチュラル" を見ていいな〜と思ってたから全然いいんだけどこの話のこのキャラクターがそんなに好きじゃないかも…。いや単純に「アンちゃんアンちゃん」言っててちょっとイラっと…(笑)

"探偵は早すぎる" を見てから広瀬アリスちゃんは好きだから熱心で真面目で優しいあの子は好き!良い子が好きなの!

それに比べてアンちゃんは…ツンデレっぽくしたいのかなんなのか知らないけど…ねぇ?

 

医者だってことを隠さなきゃだし、隠したいんだろうけど主人公から全然隠したいっぽい行動とかがなくてたまに「?」だった。自分からズカズカ医者に言ってって、正しい意見を主張するのはいいし、あの無頓着なところが彼のキャラクターなのはわかるけど、でも、全然隠してないじゃん?!ってなる。院長ももっとサポートしようとしてくれてもいいのにさ…。

だからあの、恋のライバルの先生がしばらく主人公くんに優しくなかったのもわかる。そりゃそうだよ。

そしたらその先生、ちょっと素直になったかと思ったらすぐ五十嵐さんの意見に便乗するようになったじゃん?!めっちゃ笑ったんだけど!お前素直かっ!ってツッコミ入れちゃったわ!!可愛いなおい!!

 

結局アンちゃんに真実を教えなかったのはもどかしいような気がしなくもないけど、でも、新しい約束が出来たり、良い仲間だけは本当の真実を知りながらも秘密を守って待っててくれて!ナイスなラストじゃん?!

 

www.fujitv.co.jp

NEWSを好きになったきっかけ.

他のNEWSファンの方々のブログを読んでいるとよく出てくるのがファンになったきっかけのお話。みんなそれぞれ色んな出会いがあったりしてて面白いから書いてみようと思ったけど、私V6が好きになったきっかけはもう書いてたわ。

V6を好きになったきっかけ. - boy meets girl

でもよく考えたら私がNEWSを好きになったきっかけってそんなに面白くないな。まぁ、今後、万が一、忘れないためにも書いておこう。

 

2014年6月26日放送の「テレ東音楽祭 2014」を私は完全V6目的で見ていた。まだ当時はそんなに音楽番組を夢中で見るのに慣れてなくて、全然V6がいつ出てくるかとか分からなくてOPからずっと目は離せないでいた。そんな時に出てきたNEWS。グループ名は知ってた。なんでか分からない。ここが1番の謎。

 

私、「NEWS」というグループ名をいつ知ったんだろう。「V6」を知ったのは2013年8月。映画「図書館戦争」を見て衝撃を受けて必死に主演の方を調べていたら「V6」にたどり着いた。多分、ジャニーズというアイドル事務所のことは知ってた。日本の小学校に通っていた時に「嵐」が好きな女の子がクラスにいたから。音楽は昔から好きで音楽番組もぼーっと見てたし。とはいえ海外に長く住んでると日本人の当たり前はほぼないからジャニーズも知らなかったかもな…。とはいえ、「V6」を知ってから、あの「テレ東音楽祭 2014」を見るまでどこでどうやって「NEWS」を知ったのか分からない。

 

メンバーは絶対にそれまで知らなかった。人数が減ったこととかさえ知らなかった。よくファンになったきっかけブログで多少の知識はあったって書いてる人が多いけど、私は全く。ちなみに山Pのことも知らなかった。「news every.」は見てたけど、あのキャスターの人だってことも好きになってしばらく経ってからやっと気づいたくらいだし。もしかしてこの人だけアイドルなんじゃないか、なんて思わないしね。読書が好きなくせに初のアイドル兼小説家のことも知らなかった。「Seventeen」を毎月買ってたくらいファッションに興味もあったけど衣装を自分でデザインしてるアイドルのことも知らなかった。それに私は人気バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」さえも見たことはなかった。でも准くんが同じジャニーズJr.歴が短い仲間として手越くんの名前をあげたことがあってその名前はちらっとだけ知ってた。でも"金髪のチャラボーイ"っていう世間のイメージさえもってなかった。

 

それなのにあの「テレ東音楽祭 2014」で船の上で「weeeek」とファンの前で「ONE -for the win-」を歌っていた4人を「好きだ」と思った。私は絶対好きになるってなぜか、根拠もなく確信した。あのパフォーマンスの時に、見たことあるはずのキャスターサンも小説家だってこともあの衣装をデザインした人がいるってことも准くんが話してた青年だってことも知らなかったのに「好き」だと思ったんだから、私のNEWSへの入り口は絶対に "歌" だ。特に「ONE -for the win-」の大サビの手越くんのあの歌で震えたことは確かだ。

 

あんまり書きたくはないけど、この時のキーポイントだからこっそりとそーっと書くけど、その前か後かにパフォーマンスをしていた別のジャニーズグループを見た時にすごく幻滅したというか引いたというか「好きじゃないな」って思っちゃったのは大きかったと思う。結局は比較論。(さすがにこの時には大型音楽番組にでるほとんどの男性アイドルがジャニーズって知ってた。)同じ初見同士の2グループを比較して圧倒的に「NEWS」に目覚めてしまった。あんまりはっきりとはしてなかったと思うけど、個性的な4色の髪色とアイドルアイドルしていないオシャレな衣装が忘れられなかった。

 

もちろん最後の方に出てきたV6も最高で、衣装もめちゃくちゃ可愛くってパフォーマンスも最高でずいぶん楽しんだのを覚えてる。ちょうど学校が辛かった時期だから、すごくこの番組が私の癒しになった。だから「テレ東音楽祭」は大好き。思い入れがある。

 

その数日後。またV6目的で見ることにした「THE MUSIC DAY 2014」でNEWSと再開。というか、多分、私が見にいった。V6はラストに近いくらい夜に出演だったのに、だいぶ早い時間から見てた。NEWSを見るためだ。でも私はまだTwitterとかやってなかったしV6以外いつ誰が出るのかよくわからなくてホントにNEWSを見るためにずっと見てた。そんな中やっと出てきたNEWS。私が初めて喋ってる4人を見たところ。はっきりとではないけど、今でも覚えてる。この時NEWSの前にいたのがきゃりーぱみゅぱみゅサン。衣装のこだわりポイントを話して去っていった彼女の後に司会の櫻井さんが言ったのが、

「で、君たちの今回の衣装のポイントは?」(ニュアンス)

「えっと今回はサッカーソングということなのでこの…」(ニュアンス)

「え、あるの?!」(笑)

「はい。」(笑)

ここですごく笑った。司会の方が特にないと思ってわざと聞いたのは明らかだっただろうに本当に話し始めて…この赤髪の人面白い!と思ったら、その赤髪の人がその衣装のデザインを担当してたって知ってもうダメだった。戻れなかった。初めて聴いた「チャンカパーナ」のトンチキ具合とそれを支える4人の綺麗な歌声に惹かれた。この日から私は全然NEWSから逃げられないでいる。その年の8月に日本に一時帰国する時にあわせて、ネットで「NEWS 10th Anniversary in Tokyo Dome」のBlu-rayを買ってもらった。2016年12月14日発売の「NEWS LIVE TOUR 2016 QUARTETTO」が2017年の一時帰国、7月に手元に届くまで約3年間このBlu-ray一本で生きた。擦り切れるほど見たと思う。本当に何度も何度も見た。もう今じゃいくつものLIVE Blu-rayを揃えて選びたい放題だけど、あの時の自分の熱量というか、一本のBlu-rayに対する愛は本当にすごかったなと思う。

 

私がNEWSにハマった流れはこんな感じ。そんなに面白くはないけど、私がNEWSの話をする時に結局歌に行き着いてしまうのはやっぱり歌から入ったからだと思う。手越くんの大サビのビブラートが頭から離れなくて、好きだと思った。しかも手越くんはただ上手いだけじゃなくて、感情というか強い想いも歌にのってるように思う。それは4人全員に言える。彼らが抱える、彼らが表現する想いを私も持ちたいと思った。今でもずっとそう。

 

ありがとう。今、幸せだよ。

"疾風ロンド" 感想.

私が敬愛する東野圭吾先生原作のスキー場シリーズ第1作目、の実写映画。映画にするにはど定番のパニックものだけど何せストーリーがよく出来てるから映画化には納得。

 

最初にキャストを知った時は絶対阿部寛サンがパトロールの根津サン役だと思った。けどまさかの倉田サン。驚いたけど、全然アリだった。というかまず、あんなにコメディータッチにしてるとは知らなかった。ムロツヨシサンが出てきたタイミングで「これコメディー映画?」って思うくらいにはシュールで笑えるシーンが多かった。所長のダメダメな感じとか笑った~。原作だとただただムカつくけど、あのくらいのトーンだとそんなの超えて笑える。

 

優しくて出来る男でかっこいい根津サン役が大倉サンだって知ってちょっと残念に思ってしまったけど見てみたらそんなに悪くなかったな。よかったと思う。

 

チアキ大島優子サンだったのは納得だし、とてもハマり役だった。すごくよかった。ポップで破天荒で一生懸命で、でもちょいちょい冷静で、根津サンが大好きで。ビジュアルも、原作を読んだ時に思い浮かんでた感じにぴったりあうし、テンションとか喋り方とかさっぱりしてて私は好き。

 

そして1番みてて楽しかったのは息子のシュウト役の濱田龍臣サン。とても優しくて良い子で、表情がすごく良かった。好きだ。ちょっとはにかむ感じとか、父親を見つめる目とか、不満そうな口とか、可愛かった~。

 

あと地味に野間口さんが良かったな~。さすがです。彼にしか出来ないわ。

 

スキーやボードのシーンは映像がすごく綺麗で、アングルや動きも面白くて良かった。きっと監督がこだわったんでしょう。舞台が雪山らしい、とてもいい映像だった。

 

あと言いたくてたまらないのが、カッコウにみんなが集まってビンを落としてしまったらへんの時、みんなに倉田サンが責められそうになって、完全悪者で、めちゃめちゃかわいそうだったな…。変な話、倉田サンそんなに悪くないじゃんこの話で?!実行犯の片方は亡くなってしまって、片方は無事捕まって、責任放棄したのは所長。問題のブツはちゃんと回収されて、しかもそれを回収したのは倉田サン。(実際は違うけど(笑)) ってなると、確かに犯人は倉田サンの部下だったかもしれないけどさ。そんな悪くないよね。(笑)

 

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www.j-n.co.jp

"Cinderella (2015)" 感想.

2015年に公開されたディズニー映画、「シンデレラ」。正直全然興味なかったけど、プリンス役を大好きな城田優くんが吹き替えをやっていて、しかもそれが地上波で放送されるっていうからせっかくだし見てみた。基本的に洋画の吹き替えは嫌いで、いつも音声は英語、字幕を英語か日本語に設定して見るのが好きだから多分吹き替えは初めて。

 

大河ドラマ軍師官兵衛」つながりで割と好きな高畑充希ちゃんが主役で、城田くんもだから、めちゃめちゃ偏見で溢れてるけど、思ったよりずっと良かったし違和感もなかった。2人が上手なのかな?(笑) いやでも真面目に私城田くんの声大好きだから、吹き替えとかめっちゃ嬉しい。しかもプリンス役とか最高。超似合ってます。めっちゃかっこいいです。ごちそうさまです。

 

物語としては、最初から最後まで全然知ってるからドキドキも緊張感も何にもなくてびっくりするぐらいモノトーンなテンションで見てた。でもこれ当たり前だよな。ただあのドレスとか、馬車とかがどういうデザインなのかとかそういう細部なものはちょっと気になったりした。

 

いつも不思議なのが、なんであれあのガラスの靴だけは魔法が解けたときになくならないの?なんであれだけ残ってるの?他のと一緒にあの汚いパンプスに戻っちゃうんじゃないの?疑問。

 

キャラクターとしては、やっぱり魔法使いが面白かったかな。あの自信があったりなかったりする感じ。あの女優サンめっちゃ良い。ハマってる。脚本、あそこ絶対ウケ取ろうと頑張ったんだろうな。

 

www.youtube.com

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"腐女子、うっかりゲイに告る。" 感想.

このドラマを見ることに決めたのは明らかにタイトルのせいだ。何と言っても私のいとこのお姉ちゃんの元彼 (多分初彼) がゲイだったから。彼女は腐女子ではないけど、なかなか彼氏が出来ないって言ってたお姉ちゃんが突然、「出来たけど別れた」って言い放つからどうしたのかと思ったらすっごい嬉しそうに、「私その辺の人はしたことない体験をしちゃったんだよね!」とか言うから…そしたら「しばらくたって私がフラれたんだけど、その理由が、彼はゲイだからだったの!」と。続けて、「いや〜確かになに言ってもなにしても優しかったんだよね」とかわけの分からないことを言い続けるからめちゃめちゃ覚えてる。(笑)

まぁそんなわけでこのドラマはどんな経緯で、最後どう締めくくるのか気になって見ることに。

 

主人公を演じた金子大地サンは初めて見た時に三浦春馬くんかと思った。でも横顔は小関裕太くんにも似てた。けどちゃんと調べたら、「おっさんずラブ」で主人公の後輩のマロを演じた方だった~!驚き。全然高校生役余裕じゃないですか。

 

ヒロインを演じた藤野涼子サンはごめんなさい、全然知らなかったし初めてこのドラマで見た時も普通のその辺にいる女の子じゃんって思ったけどそこがよかった。学校が舞台の高校生たちのドラマで、"主人公は普通に見えて何かを持ってる"っていうストーリーをなんの邪魔もなく見せれていたのは彼女のおかげだ。表情を含めたお芝居、一つ一つの細かい部分が繊細に演じられてたと思う。

 

物語は今までに見たことない感じの設定と運びで新鮮。

1話は「ほ〜」って感じで終わったけど2話への予告がちょっとすごかった。え。なにあれ。ちょっと。怖い。あの、生々しい。けど、まじもんって感じで、ついドキッとしちゃった。でもなんかもう一回戻って見るのはリスキーだからやめておいた。あ、主人公の年上彼氏まことサン役、(谷原章介サン) の一言、

「来週たっぷり可愛がってあげるから、それまで我慢してなさい」

の話。

(気持ちが収まらなくてでもどこにも吐き出せなくって結局1話が終わったタイミングで下書きに書いてた。)

 

まことさんのポジションはまさに、「きのう、何食べた?」の2話でシロサンが言っていた、

「もしあのまま付き合い続けていたら結婚したかもしれない。でもゲイというのを止められないから妻も子も裏切って外で彼氏作って、その彼氏も傷つけていたかもしれない。ゾッとするよ。」

ってほんとその通りの人なんじゃないかな。シロさんが言う、"もし" がまさに今のまことさんのように思える。

 

観覧車で告白された時の純くんの答えを、本当に、純粋に、予想出来なくて驚いた。どんなストーリーを見てたって、「まぁドラマ的にこうかな~」とか「ここでふったら続かないよ~」ってテンションなのに、今回は純くんがゲイだって知ってるのに暴れでる彼の本音の嵐についていけないし気持ちも全くわからなくて。でもそれってすごいことだな。わからない、共感出来ないのに、どこか興味深かったり、理解したくなったりするんだ。じゃなきゃ見てられない。

 

温泉に行ってハッピーモードからの自殺からのちゅー (見てない人からしたら意味分からん) で、終わった回はすっごく辛かったし、次回予告の感じから怖くて続きが見れなかった。2週間放置してしまった。辛すぎて。

 

でもいざ見たらやっぱりまた目が離せなかった。望んでいなかった形とはいえ、クラスにも母親にも自分がゲイだってことが知られてしまって苦しい描写が続いた。そうだろうな、とも思った。でもやっと自分の想いとかを吐き出せてたとも思う。

クラスで友達といても愛想笑いしかしてなかった彼が、みんなに見られてる中、幼馴染の亮平に思ったことをストレートにもらしてた。

あんなに母さん母さん言ってたのにいざ母親にゲイが勘違いなんじゃないかと問われた時に、すごく感情的に自分の抱えていたものを吐き出していた。 (結果的に母親にまことサンとのことがバレなかったのは本当に救いだ。知ってしまったらどちらも辛かったはず。)

辛そうだし辛いんだろうけど、不思議と、やっとリラックス出来ているようにも見えた。

複雑な人間心理だろうと思う。

 

最後にステージでスピーチを続ける三浦さんを守ってかっこいいこと言っちゃう亮平に不覚にも泣いてしまった。は~…。亮平マッシュルームのくせにめちゃめちゃいいやつなんだ…。思えば純くんが飛び降りる前のセリフとかもめちゃめちゃかっこよかった…。は~…。

 

でもちょっとスッキリしないのは、三浦さんとケイトサンが知り合いになったのはどこからどこまで?そのポイントは?裏で何かがあったという演出?それとも純くんがやっと三浦さんに自分について話すようになって、ケイトサンを紹介したのか?ん~、これ答えが見つからない。

 

最終回、最後の、わざと切られたあの自己紹介の続きは、なんだったのだろう。

「僕は同性愛者です。」「僕はゲイです。」

なのか。それとも、

「僕はBLが好きです。」

とかちょっと思い切っちゃうんだろうか。

もっともっと遠回しに、

「僕は、自分を試しにきました。」

とかかな。


なんにせよ、主人公がとても理性的なのに対してドラマ全体は感情的なように思えるドラマだった。物語も新鮮だし、毎回「QUEEN」の曲がいいタイミングで流れて素敵だった。(よく知らないけど)

 

最優秀に選ばれた三浦さんの絵は、とっても素敵だった。

 

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