boy meets girl

hope to be free

"NEWSICAL" 感想.

もう8月ですね…。早い…。

そんな中去年のクリスマスのものを投稿します。はい、季節感ないです。

どうしてそんなに流れに逆らいたいんだと母に言われます。

が、そういうつもりはありません…。笑

 

2017年のクリスマスにフジテレビサンで放送されました、"NEWSICAL"。

同年の夏から実は始まっていたプロジェクトで、簡単にいうとNEWSのメンバー1人1人に何かしらの役割が与えられ、聖夜の夜にふさわしいミュージカルを作ろうというもの。

これはそれをリアルタイムで見て、次の日に書いた私の感想をコピペしたものです。

ただのメモボックスにしまっておくにはちゃんと'書いた'ので、投稿しちゃいます。

 

 

 

嫌なことずくしなここ1、2週間を全てひっくり返されたような、そのくらい私の心に響いたものがあって。涙が出た。彼らにどんな歴史があるか知っているから。彼らがどれだけ努力してきたか知っているから。彼らが何に耐え、何に怯えてきたか知ってるから。だからこそ、このプロジェクトの全ての要素に納得し、感動した。



約4ヶ月に及ぶ大きなプロジェクト。6年前の10月7日、冷めきった会議室でこんなことが起こるだなんて誰が予測できただろうか。

聖なる夜に向けた一大企画をNEWSというグループに託してくれたこと、本当にありがとうございます。

メンバー一人一人にみんなが信頼できる特技があるということ。これは今のNEWSの最大の強みと言えるだろう。それがこんなにも分かりやすく表されたことはファンにはもちろん、メンバーにも大きな確信と安心を与えることができたと思う。

確かな経験と実力で胸を張れる小山慶一郎の一番の特技、"MC力"をミュージカルには使わず、6年間持っている"リーダー"という肩書きを使った役割、"主役"。ミュージカル経験が一度あるとはいえ、それはもう何年も前の話。歌にコンプレックスを持ちながらも、一生懸命学び、練習する姿は私に学ばせてくれるものがあった。慣れないながらに話の中心にたった彼は今年一番輝いていたと思う。
番組を通して感情も入った丁寧なナレーションはさすがキャスターと言ったところか。聴きやすいことはもちろん、メンバーへの愛やキャラクターがNEWSをあまり知らない人にも伝わっただろう。

歌が自分の特技であり、そしてNEWSの武器でもあると堂々と言う手越祐也。人の何倍もの努力で身につけたものを、感覚でスマートにやって見せた彼。仕事は効率良く楽しく。彼の働いているところを覗き見た気分。役割の部分では他3人に比べては手を抜いたかなと感じたが、リハーサルや舞台裏でみんなに気をつかっているところは印象的。特にまっすーの体調が優れない場面での彼の対応やセリフには人間性が垣間見えたかなと。

趣味を仕事につなげる。NEWSの専属スタイリスト増田貴久の新たな挑戦。彼特有のセンスと真面目な努力の積み重ねでこなした大切な役割は、ミュージカルに色をつけたと言える。スタイリングを一から学び直し、自分の手で作り上げた衣装をメンバーの前で着ていた時の彼の笑顔に彼の服への愛が表れていた。オリジナリティ溢れる衣装は独特である反面、いい意味でアイドルでない雰囲気やユーモアが見ていてすごく面白い。

今回のプロジェクト全ての土台を引き受けたアイドル兼小説家加藤シゲアキ。ストーリーから構成、曲調、舞台セットに加えて新曲の歌詞などなど。今の時代に合わせた緻密なストーリーと、リーダーのキャラクターを把握した上での設定やセリフ。プロジェクトの始まりとなる大事な役割を短期間で仕上げた彼を、今回のMVPと評したい。オリジナリティ溢れる部分はもちろん、彼じゃなきゃダメだと思わせてくれる唯一無二な才能を発揮したように思う。

 


そして何より驚いたのはメンバーの歌唱力の成長。すでにお上手なテゴマスにはミュージカルに合わせた気持ちが入っていたし、何よりコヤシゲ。ここ1年ほどで大きな成長を見せつけたシゲの見えない努力は心に響くものがあった。年々彼の声量なのかマイクの音量かはわからないが、胸をはって笑顔で歌っているシゲに感動。忙しい中で呼吸法から学んだ慶ちゃんの歌は一切苦痛なく聞くことができた。このキーは彼に合う合わないなどいつも考えてしまう私が、今回初めて何の不自由もなく歌に集中できた。これは大きな成長であるし、そして何より今後がもっと楽しみである。

(26/12/17)