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"ナミヤ雑貨店の奇蹟" 感想.

またまた過去の文章のコピペです。

 

 

大好きな東野圭吾さんの作品、"ナミヤ雑貨店の奇蹟"の映画化をやっと拝見。

 

最初の10分で嫌な予感がして、やっぱり見ない方が良かったかと後悔しかけたがエンディングまでにきちんと完結出来ていて全体的に悪くなかった。

予想よりもはるかに良い。中盤では久しぶり涙を流し…。

原作には敵わないにしても、脚本は良くできていたと思うし、キャスティングを見直して、あわよくばもう少し時間があれば素晴らしく仕上がったのではないかと。

なんにしてもこの見事な作品が世に知れ渡るきっかけになったのであれば今回の映画化は成功と言っていいだろう!!

正直キャスティングに関して言うと、ダメダメだ!という人はいないが、なんだかしっくりこない人が数人。
そんな中私が気になったのは門脇麦さん。

今までそんなに目がとまったことはなかったのだが今回は彼女に泣かされたと言っても良いだろう。彼女がSERIとして歌った”Reborn”はかなり衝撃的だった。

歌がお上手だとは知らなかったので新しい発見となったが、そもそも歌えなければこの役は出来ない。それでもやっぱり彼女が光っていたのはやはりあの見事な演技力。

あれは'歌い方'というよりも、'演技'というのが正しいのではないかと。

か細くて高い声なのにどこか真っ直ぐな強い力があって、歌詞にのせた想いが程よい。想いが強すぎると後日聞いた時に聞きづらく感じることもあるが、今回の場合はすごく絶妙だと思う。あっぱれ!!