boy meets girl

hope to be free

20th Dec 2018.

毎日スーツを着て生放送に挑んできた "平日キャスター、休日アイドル" な私の大好きな彼についてのお知らせから一晩あけました。昨日私はあの放送を見ていませんでしたが、案の定、SNSで知りました。いつもはどんな話があっても情報源を調べ上げて自分の目と耳で確かめてきた私ですが、今回は無理でした。あれだけの私の信頼するアカウントのみなさんが言っているのでこれは事実だろう、と。その後はもう言葉に出来ない感情が押し寄せてきて、ただただ涙が流れました。見たかった "手紙" を妹に別番組に切り替えられ見れず、リビングでぼーっとしていましたが耐えきれず自室で。床に座り込んでベッドに顔を押し付けて泣きました。1時間から2時間弱泣いてぼーっとしてを繰り返して。本当に辛かったし、受け止めきれなかったのが本音です。ただ、悔しくて。悲しくて。信じたくなくて。私の中にあるヒドイ感情がブワッと、たくさん溢れ出てきて、いろんな想いや考えが拡大していって耐えきれなかったです。まるでなんともないようにサッカーCWC準決勝を見て、勝ったら私の気持ちもスッキリするかななんて関係ないことに巻き込んで、結局スッキリなんてしないまま一夜を越して。正直未だに心の整理は出来ていなくて、まだまだこの汚くてヒドイ感情を赤裸々に、今後の為になることを祈って、それから今少しでも楽になりたくて、書きます。この辺で読むのやめちゃった方がいいですよ。もし、読んでくれている方がいるのなら。

 

 

率直に、こんなに今の社会は酷かったのだろうか。これは彼が自分で考えて出し抜いた答えだと信じたい気持ちはありますが、引き金が私たち不特定多数のうちのファンであり、某週刊誌であり、社会であることに変わりはないと思ってる。

そう思う上で、大人になりたくない。社会に出たくない。

 

私はこの件はまさしく、「出る釘は打たれる」なんだろうなと思っていた。色々あった私の大好きな4人組にもやっとスポットが当たるようになり、個人的には2016年からものすごい進化したと思った。24TVから始まって、ドラマや特番も相次いで、シングルはどんどん出るし、オリジナルアルバムとライブツアーはとても良いペースで行われてきた。その中でも私から見ると "小山慶一郎" という彼は1番すごくて。特に日本テレビさんには可愛がってもらえている気もしていたし、たくさん新しい仕事から帯番組までくれた。年2で放送される日テレ系番組集合番組では年々彼に注目を置いていて。昨年は別局のドラマにも抜擢されて。ものすごかった。ゆえに、打たれた。今の私にはそう思わざるおえない。

なんで?どうして?

そういう今の日本社会がどうしたって気に入らない。

納得なんて絶対に出来ない

妥協だって絶対に出来ない

他と違うこと。他より可愛がられること。他より秀でていること。それが許されない今の日本が私は大嫌いで。今私が住んでいる国や社会からは到底想像の出来ない状態だと思う。

だからこそ、そんな社会に近々入るのが怖い。他と一緒は嫌。打たれるのだって嫌。Mob mentalityは断固反対。

 

なんでどうしてもうわかんない怖い悲しい悔しい悪意に勝てない何も得られない

いいことしてても努力し続けても見てる人なんて結局いない。繋がらない。どうしてなんで。

こんなことが起こってこんなに社会は汚くってなのにそこは綺麗だと錯覚させるために彼は使われたの?

ねえ彼は本当にやめなきゃならなかった?

ねえ彼だけが本当にこうなる隙があった?

ねえこうなるのは本当に彼なはずだった?

 

誰かを責めたくて仕方ない誰かを恨みたくて仕方ないこんな自分も嫌い

責めたい人は不特定多数。顔もわかんない名前も知らない。今頃幸せそうに笑っているのかと思うともうどうしていいかわからない。

 

それから、こんな時頼れる人が自分にいないことにも嫌気がさす。こないだのドラマで見たことと全く同じことをしてしまった。連絡先をスクロールしたって誰にも電話をかけられない。誰にも不安を話せない。愚痴を言い合う友達も頼れる恋人もいない。家族にさえ自分の心と考えをありのままは見せられない。こんな最低ででも苦しいって私の気持ちをただ聞いてくれるような人も思い浮かばない。そしてこのまま自分が大人になっていくのが怖い。

 

結局ルールを守ることに意味なんてないのだろうか。そのルールはどうしたって人によって違って。時代の流れでなくなったり加わったり曖昧になったり。でも守るべきルールをしっかり守ってる人だけに良い事なんて起きなくって。一時的に外れたりするだけでまた新しいおかしなルールが勝手に作られたりもする。それってなんなんだろう。怖い。そうなるのが怖い。

 

見えなくて怖い。何も「本当」が分からなくて怖い。人を社会を全てを信じられなくて怖い。突然で怖い。周りや社会に何も影響がないことが怖い。世界が周りが当たり前に動き続けていることが怖い。未来が分からなくて怖い。忘れられていくことが怖い。

 

でも今1番私が恐れていくこと、それは、無かったことになるのが怖い。今までの彼の努力とか目標とかルーティーンとか人望とか味方とか全部全部。それらがなくならないって言い切れる根拠がどこにあるのだろうか。人は忘れる生き物。ごくわずかな人が覚えていることで何かが今後変わっていくのだろうか。

昨日この件をしる前にたまたま "一周回って知らない話" を見た。衝撃的だったし、部屋で泣いた時にすぐこの放送が頭に浮かんだ。今回のゲストはTOKIOのリーダー、城島サンだった。今回の彼と同様、自分のグループとメンバーが大好きで、泣き虫で、他のジャニーズグループのリーダーも交えてお酒を飲んで泣き語っていた人。そんな彼が多分1時間かそれ以上の尺でいろんな話をしていたけれどやっぱり行き着く先はグループ、TOKIOについてで。彼の想いとかを放送する上でいくつもの過去の写真や映像がでた。再現VTRもあった。当たり前なんだろうし、仕方ないのだと思う。それでも、ベーシストが映ることはなかった。ベーシストの話さえも1度も出なかった。なかったこと、いなかったことになってた。何度も出てきたデビュー当時の写真は4人が写っているのみで、きっとそんな写真、あれしかなかったんでしょう。私でも知ってるいろんな映像も出たけどカットされてたりテロップで隠されていたり。V6を応援している時にTOKIOの昔の話も聞いたことがなかったわけじゃない。今回の放送ではまるで城島サンが1人で自力でメンバーを集めたようだったし彼もそう語っていたけど、1番最初に一緒になったのはベーシストの彼だったんでしょ。

ポジションとか含めて少しだけ似ていると思ってしまった、優しくてグループ大好きで有名な城島サンさえも、自分の30年近い友人でさえ「いなかったこと」にするところを見るのはファンじゃなくたって悲しい気持ちにはなる。

そして昨日私は、私の大好きな彼が頑張ってきた8年間が実質お蔵入りされてしまうのではないかという恐怖でいっぱいだった。彼のバックグラウンドの中から今後この8年間に関する全てがまるでなかったようにされていく光景は私にはどうしたって耐えられない気がする。だってそんなのあんまりだ。怖い。悲しい。アイドルとキャスターの両立をしっかりして、8年間どちらにだって手を抜かなかった彼を私はずっと尊敬していたし誇りだったし好きだった。もうそれが叶わないにしろ、そんな過去があったことを封印されたくない。

これが終わりじゃなくて、始まりだと言うならば、この8年間は準備体操?隠すべき過去?暗黙の了解で、各局や番組、芸能人の方々になかったことにされたくない。

 

それが今1番の恐怖。

 

今までもこれからも彼を大好きでいることは揺るぎないのに、こんなにネガティヴで私ってほんとにだめだなって思ってる。実際Twitterで見かけたいくつもの言葉に救われてる。知らない間に名前が消されたわけでも、HPにお知らせを置かれたわけでもなく、彼の尊敬するキャスターサンに彼の言葉を全国放送の時間に番組内できちんと読んでもらえたこと。それが今まで彼と一緒に仕事をしてきた人たちが組んでくれたことであり、ファンとして感謝すべきことであろう。彼の作り上げてきたものたちがなくなるわけではない。そんなの当たり前だ。早く私もこれを前向きに捉えて、また別の彼の顔を見られることに期待しなくては。なんとか。頑張って。

 

最後に。「news every.」に関係する全ての人にありがとうを伝えたい。ありがとうございました。ずっと好きな番組でした。もう多分、一生見ないけど、それでも、ありがとうございました。