ロボット・イン・ザ・ガーデン / デボラ・インストール

久しぶりの洋書。前に「殺戮にいたる病」を読んでみた時とおそらく同じで、大好きなアイドル兼作家加藤シゲアキサンがどこかでオススメしていたようなしていなかったような… な経緯で。特別SFものが好きとかではないけど最近は自分の読むジャンルを広げることにハマっているからなんでもWELCOME!

 

ある朝、ベンは自宅の庭で壊れかけのロボットのタングを見つける。「四角い胴体に四角い頭」という、あまりにもレトロな風体のタング。けれど巷に溢れるアンドロイドにはない「何か」をタングに感じたベンは、彼を直してやるため、作り主を探そうとアメリカに向かう。そこから、中年ダメ男と時代遅れのロボットの珍道中が始まった……。

(公式様から引用)

 

満点。すごく好きな1冊。特別何かテクニックが使われていたり、キャラクターが魅力的だったり、驚かされたり、想像もつかないような事件が起こったりするわけでは全くないけれど、読み終わった時にとても温かい気持ちにさせてもらえる、そんなお話。
ダメダメな主人公が何かをきっかけにして困難に立ち向かい、成長して、ハッピーエンドを迎える、そんなシンプルなお話がここまで温かいのだ。十分。完璧。これでイイんだ。そんなに凝ったこと考えなくたって私はこの平和なお話を素敵だと思えてる。このままでいたい。このお話を数年後に読んでも素敵だと思える私のままでありたい。

 

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