boy meets girl

hope to be free

1ヶ月半前の話. ヘビーで勝手な気持ち.

自分用です。ヒドイことばっか言ってる気がする。出来れば読まないでください。

生理2日目。お腹が痛い。体がダルい。

でもコンタクトが残り少なくなって、眼科に行かなくちゃいけなくて、仕方なく家を出て、機嫌取りに大好きなモスでランチして帰宅。妹のお友達が来ているから寝室のベッドでパソコンを開き、メールボックスを確認してそれを見つけた。

 

大好きで、大好きで、ずっと応援してきた、

V6からのお知らせ。

重要な報告があると。

 

心臓がバクバクと激しく動いているのが分かる。でも私はまるで何も恐れていないかのようにスパスパと指を動かし、サッと文書を読み、動画を再生した。

静かな部屋で、1人、ベッドに横になり、声も発さずただただ6人のお話を聞いた。
声こそ出なかったけれど、死人のような顔をしながらも、途中途中に微笑んだり、笑ったりしていたような気もする。

そして何より1番に思ったことが、今回の事柄を、第一にあの動画で知ることが出来た私はなんて幸運だっただろう。1人明るい部屋で知ることが出来てなんて幸運だっただろう。ワイドショーでもSNSでも人伝でもなく。電車でもバイトでも出先でもなく。

ちゃんと1人で、何にも知らないフラットな状態で彼らの口からほぼ直接な形で聞けて良かった。

 

25年間、何度も何度も「解散」や「不仲」な報道があった。何度も何度も。色んなところでその文字を見て、色んな人に聞かれ言われてきた。でもそんなものに全く揺さぶられなかったし、気にもしなかった。

それでもそんなことを言われ続けた彼らが、今回解散に至った経緯に「不仲」なんてものは全くない、関係ないと主張し、前向きな決断だと話し、ファンが驚き悲しむことだけを心配し、おちゃられ、直接伝えたかった、他の憶測に惑わされないでほしいと誠意を見せ、こちらのことを慮ってくれたことが何より嬉しかった。

 

すごく悲しい。寂しい。辛い。苦しい。嫌だ。受け入れられない。捨てられた。納得いかない。正直、こんなネガティブな感情が全くないとは、今は言えない。こんなことを思ってしまう私を私は6人に知られたくないけれど、こんな私が今の私。

でも、同時に、

悲しくない。寂しくない。苦しくない。納得がいく。受け入れられる。

こっちの気持ちもちゃんとあるんだ。嘘じゃない。

 

一度も止まらず、誰一人欠けず、25年間前線に立ち続けたことは本当に奇跡みたいな話で、
9歳差のあるグループで、8ヶ月間だけの、全員が40代な今、

それぞれがそれぞれの未来を考えることは当然で、

新作Blu-rayに入っていたドキュメンタリー内で剛くんがはっきりと制作にはあまり興味がないこと・自分はステージの上で魅せることが好きだということを話していて、

解散を機に事務所を退所し、もっと芝居の世界で生きていきたいということは決してネガティブな話ではない。

これはつまり、剛くんも5人同様に、これからもステージの上に、人々の前に立ち続けるということ。退所や解散のケースは様々で、決して比べるものではないと分かっているけれど、絶対にAくんやBくんのように裏にいってしまい、下手をすれば一生その姿を見ることが出来ないなんてことにはならないし、CくんやDくんのようにあからさまな事務所とのトラブルがあるわけでもないから、「名前を出してはいけない」なんてことにもならないだろう。

オフの日にわざわざ会ったり連絡を取る人たちではないけど、何かあれば名前を出してくれたり、昔話をしたり、剛くんのお芝居を観に行ったりするメンバーもいるんじゃないかな。いてくれてらいいな。救われるな。

 

「永遠なんかにキョーミはないけど泣いたのさ」

本当にこの詞通りの気持ち。

永遠がないことなんてよく分かってる。永遠続くことが全てとも思ってないしそれだけが幸せなんかじゃない。でも、でも、でも、泣いたのさ。悲しくないし、絶望的でもないし、未来があるし、とっても平和で前向きなおしまいだと思う。でも、でも、でも、泣いたのさ。

 

だって、他のどんなグループでもなくて、「V6がいい」って言ったじゃん。

ヘビーなレギュラー番組なんてないじゃん。

グループ関連のラジオも持ってないし、雑誌の連載も本当にちょっとじゃん。

アメジパだって当番制じゃん。忙しい時はしばらく来ない時もあったじゃん。

シングルは1年に1枚でもよかったじゃん。

ライブも2年や3年に1回じゃん。

今までもちゃんと舞台のお仕事たくさん来てたじゃん。スケジュール確保出来てたじゃん。

グループにいることがそんなにお荷物じゃなかったはずじゃん。

天国でMUSIC FOR THE PEOPLE歌おうぜって言ったじゃん。

 

…そう思っちゃう私もいる。ごめんなさい。分かってるつもりだ。こんな理由じゃない。彼らもたくさん考えた結果だし。1人で勝負することにこだわりたかったのだろうし。本当にうざったくなったりお荷物に感じたわけじゃない。剛くんは確かにV6が大好きなV6のメンバーだ。

 

ああ、好きだったんだけどなあ!

あんなに鋭いお顔からは考えられない、甘いキャラメルヴォイスな歌声と、圧倒的なセンスの溢れる魅力的なダンス。堂々と自分が1番だと言うくらい、自信と誇りと愛を持っているんだと思ってた。捨てたわけじゃない。嫌いになったわけじゃない。きっとそうだろう。だけど、まるでもう一生あの歌声とダンスを見られないのかと思って泣きたくなるのはなんでだろう。

剛くんのお芝居は本当に素晴らしい。もっともっと見てみたいし、もっともっと可能性のある人だと思ってた。

でも、好きだったんだよなあ!

バラエティーで見れる剛くんの素っ気ないけど優しいところとか、意味不明でトンチンカンな発言とか、独特な笑い方とか、辛辣なワードセンスとか、ツンデレなところとか………。あんなに予想外で面白くてツッコミどころ満載な人他にはいないんだよ。世間は気づいてないみたいだったけど、本当に嘘がつけなくて自然体で面白い人なんだから。ちゃんと1人でよりかっこよくなったあなたを、舞台で生きるあなたを観に行きたいな。

 

 

そんで、私はやっぱり推しを想う。考える。

准くんはそんな人じゃない。

ひどい言葉を使うと、

准くんは、長年続けてきたアイドルという職業をやめたり、お世話になった人を置いて行ったり、私を捨てて行ったりしない人だって分かってたし信じてた。

でも同時に、心の中では、頭の隅では、少しだけ疑ってしまっていたんだと思う。

「でもいつかきっとV6を離れて、事務所を出て、映画俳優になって、硬派な作品だけを選んで、その手の人に選ばれ評価されていくんだろうな」、と。

これは当の剛くんにはほぼ想ってなくて、准くんがもしそう言っていたらの話だ。というのも、私の中で准くんと剛くんってほんとに全然違くて、とても同じ土俵では語れない。どっちがすごいとかじゃなくて、もっと根本的な性格の話。剛くんはカリスマ性があって良い意味で他と全く違うから、初めから私の想いを汲み取って欲しいとか考えてない。反対に准くんは良い意味で根は普通で優しいし常日頃から色々、色々な人のことまで考えてる人だから、もしこういう決断を聞いたら、より悲しくなっちゃうなあっていうこと。

 

あんなに演技を褒められて、映画に出演していて、おかためな役ばかり演じているけど、実は、キラキラな衣装を着て、甘い声で歌って、キレッキレに踊って、台中やバック転も出来て、ピアノも弾けて、その他楽器も得意で、、、そんなアイドルらしいところをたくさんもっているところが大好きで、でも同時にその部分を彼自身はさほど評価していないように思っていた。

だから正直、V6に終わりが来る時は、彼なのかと思っていた。もし違ったとしても、それに乗っかって上記のようなルートを辿ると思っていた。

そんな私の疑いは全く外れていたらしい。

動画内ではら彼は事務所を離れるつもりはないようだし、この結果を自ら望んだようにはなんとなく見えなかった。悪い意味ではなく、良い意味で他人事のように振る舞い、あえて会話に参加し、なるべく客観的に話しいているように見えた。5人の幸せを本気で願っている人だから、反対しなかっただろう。でも自分からそうしたいとは思っていなかったように私には見えた。

 

この都合の良い思い込みが私を今少しだけ安定させている。

長年の反抗期を終え、反省し、5人の先輩に感謝し、頭が上がらないと話しながら、今後は自分も参加し、自分が引っ張って行きたいと思っているように感じることが増えた。

外では年上として、先輩として、主演として、他者を気遣い、大きく振舞っているような准くんが、ただの甘えたで自由な末っ子オカダになれる唯一の場所・V6がなくなってしまうこと。
演技と同じくらい、私は素敵だと思っている歌やダンスがおそらく、見れなくなってしまうこと。

とっても寂しいし、なんだか可能性がなくなってしまったようで悔しいような気持ちもある。
また弾き語りが聴きたいとか色々妄想してたけど、そういうのも、ないだろうなあ。

やっぱり、寂しいなあ。

格闘技しているところはすっごくかっこよくて大好きで、これからも楽しみにしてるけど、ふざけてメンバーとやってる時の方も可愛くって楽しそうで好きだったなあ。

 

自由な姿や、素直なお話を聞ける機会はドンと減ってしまうと思うけど、たまには5人の話もしてくれたら嬉しいなあ。

プライベートで会えとか連絡しろとかそんな風には思わないけど、例えば楽屋が隣だったら会いに行って話したことを後日チラッとでも教えて欲しいし、今まで秘密にしてた昔話でもしてみて欲しい。

そんで、これは6人全員、天国でMUSIC FOR THE PEOPLE歌おうぜって約束は、忘れないでね。