boy meets girl

hope to be free

"祈りの幕が下りる時" 感想.

東野圭吾サン作品が大好きです。もともと母が好きでほとんどの作品が家にあります。新参者シリーズは1番とは言えませんが好きでした。テレビシリーズもいくつかは拝見し、原作ももちろん拝読しました。が、祈りの幕が降りる時はなかなかタイミングが合わず、家の本棚でまだ眠っています。そんな中、映画を先にみることにしちゃいました。

 

伊藤蘭サン本当お綺麗ですね。始まってすぐのエピソードからはダメな母親としか思えませんでしたが、最後の最後まで原因を明らかにしないのだからこれ脚本家さんも素晴らしいですね。松嶋菜々子サンは大きいのに阿部寛サンと並ぶと全然そう見えないから女性らしさありましたね。笑
溝端淳平サン演じるいとこは成長しましたね。優秀な刑事になってる…!!
それからこの作品で加賀さんがなぜずっと日本橋署を動かなかったのかまで明かしてくるから驚き。なるほどね…。

余談としては小日向文世サンの娘第一な孤独な父好演でした。それからミッチー老けたね。笑

お話としては、もうこの事件の中心にいる親子が辛すぎて…。最後の殺害のシーンでは大泣きしました。もうだってそんなのさ…。母親ふざけんなじゃん本当…。

あんまりネタバレしすぎるのはいやなので多くは語らないですが、とにかくよくできた映画です。もっとトリックや人間の心情を操ったミステリー映画はあるでしょう。でも、この緩やかで美しくて悲しくて辛い作品も、好きです。
生涯で1番の作品にはならないかもしれませんが、見る価値はあると思います。

(あれれあんまり語れなかった...)